こんにちは。
今日は当店のメイン商材である本のことを少し。
毎日大量の本を買取させていただくのですが、その中にはぐにゃぐにゃ曲がっていたり、ページが折れていたり、シミがあったり・・・中でも一番多いのが「ヤケ」と呼ばれる本の日焼けですね。
本が日焼けしてしまうとページが黄ばんでしまったり、カバーが色あせてしまったりと、見た目に影響を与えてしまいます。なので、綺麗なものに比べると買取金額が下がってしまいがっかりされることも。
では、「どうして日焼けしてしまうのか」 「どうすれば防ぐことが出来るのか」
いろいろ方法があるようですが、いくつかご紹介したいと思います。
まず、本がヤケてしまう原因として”紫外線”と”空気”が多く挙げられます。
紫外線が本に当たることで紙が変色、インクが退色することで日焼けを引き起こしています。
人間でも日焼けするのですからイメージしやすいと思います。
しかし、日光だけでなく蛍光灯からも紫外線は出ていてその影響でも日焼けしてしまいます。
なので、”暗い場所に保存する” ”紫外線カットの布を掛けておく”ことで日焼けを抑えられます。
また、空気に触れることによって紙が酸化してしまったり、湿度によりフォクシングと呼ばれる茶褐色のシミが発生し黄ばみの原因になります。
これを防ぐには、湿度を一定に保ち(だいたい50%くらいがおすすめ)、時折換気してやるといいですよ。
ただ、これらの方法でも100%防ぐことが出来ません。読むときに紫外線や空気に触れてしまいますし、手の油や汚れが付いてしまいます。また月日が経つと紙が劣化してしまいも脆くなってしまいます。
いろいろと調べてみましたが100%防ぐのは難しいようです。
完全に防ぐ方法がないのなら、読み終わったら綺麗なうちに”売る”のがオススメですよ。
コメントをお書きください